排卵薬の副作用他、排卵薬の関連情報をお伝えしていきます。



  • 排卵薬とは
  • 排卵薬を使う前に、排卵の基礎知識を
  • 排卵薬の代表は、副作用の少ないクロミッド
  • 排卵薬と癌
  • 排卵薬が効く症状
  • 注射タイプの排卵薬
  • 排卵薬レトロゾールの問題点
  • 排卵薬の副作用
  • 排卵薬の妊娠率
  • 排卵薬での治療に向かない方
  • 排卵薬には経口タイプと注射タイプがあり、投与の方法や薬剤の種類には、症状と治療期間に応じて調整が必要です。いずれにしても、共通の副作用として、排卵薬には問題点が2点あります。

    副作用が引き起こされる確率やレベルは、患者さんの症状やコンディションによっても異なりますが、まず問題とされるのは、「多胎妊娠」です。

    経口タイプの排卵剤より、注射タイプの排卵剤の方が子宮に強力に作用することから、多胎妊娠の確率は格段に上がりますが、全体で見ても双子が生まれる可能性は高いと言えるでしょう。

    具体的な数字で言うと、注射タイプのHMG製剤の使用による多胎妊娠率は、人工授精に成功した患者さんが100人いたとしたら、その中の約17人で、確率は17.2%です。しかもその17.2%のうち、82.9%は双胎・・・要するに双子で、残り17・1%の患者さんは三つ子や五つ子などの双胎以上を出産することになります。

    次に医学用語でOHSS=ovarian hyperstimulation syndromeと呼ばれる、卵巣過剰刺激症候群の問題です。お腹や胸に水が溜まることで、腹痛や体重の異様な増加、満腹感が症状として出ますが、ひどい場合には呼吸困難や脳梗塞などの深刻な事態を引き起こしますから、緊急治療が必要とされます。ただし、直接子宮に働きかけて刺激するのが問題とされるHMG製剤も、副作用の軽減を目指して随分改善されており、また超音波検査などで初期の段階で対処できるようにもなっていますので、そうした副作用の問題への取り組みも、病院、医師選びの参考にして下さい。


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